野方工作所

野方幸作が気まぐれで書いてるあれこれ。もしかして無線軍事警察消防鉄道アニメ全分野を一つのブログでカバーするのは不可能じゃないかと思い始めてる。コメントや質問などはお気軽にどうぞ。頂けると狂喜乱舞します

昭和27年制式甲種外套

昭和27年制式の甲種外套。
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珍しく、銀の旭日章が残ってます。
規定上は「上衣と同様」となっています。
そういえば銀の旭日章って地味に手に入らないですよね。

以前31式については紹介しましたが、今回の分はその一世代前。
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31改正でもあまり手が入らなかった被服ですが、
以前の分と併せて細かく見ていきましょう。
生地は黒羅紗地。
制式の上では濃紺羅紗を使うこととなってますが、
黒羅紗で作られることもあったようですね。

そもそもの27式の沿革としては、昭和27年10月4日に制定、29年7月1日の新警察法施行に伴い、
「甲種外套」を「外とう」に読み替え、31年に被服改正、翌32年より着用開始となってます。
因みにこのとき甲種外套以外にも読み替えられた言葉が有ったりしますが、
それはまたの機会に。

袖章。
20171103142257a55.jpg
階級は巡査。
30ミリ幅黒蛇腹。

襟。
20171103142305b0f.jpg
少しばかり裁断が異なる。

風防取付釦。
20171103142256b55.jpg

実は風防も付いてきました。
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これはまたの機会に。

背面。
20171103142249129.jpg
31外とうとの大きな違いはここです。

内ヒダが設けられています。
201711031422503da.jpg

比べると歴然としています。
201711031423038fe.jpg

後裂。
201711031422543cd.jpg
またも余談ですが、27改正時、甲種外套については、
外套の裾が靴の踵上際から約240ミリの位置に来るように着用することとなっていました。
ざっくりと測ってみたところ概ね膝下くらいです。

釦は残念ながら全欠損。
20171103142253e59.jpg

帯革止が無い。
20171103142251905.jpg
形跡自体はあります。
甲種外套の帯革止は確か取付式。
でもこれ縫い付け式かな?

この辺の27〜31あたりの被服は調べ出すとキリがないので
止まらないんですよね。
昭和警察被服は割と43式導入後もなんかどたばたとしている感じがあって、
落ち着くのが昭和50年代後半、って印象が私はあります。

ところで話は変わるんですが、
右ポケットからこんなものが出てきました。
20171103142306a2e.jpg
錆びまくった画鋲。
危ねえ・・・・・・

そして左ポケット。
201711031423082b4.jpg
これは・・・・・・流石にゴミとして処理していいだろうか。
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  1. 2017/11/03(金) 14:36:36|
  2. 警察
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