野方工作所

野方幸作が気まぐれで書いてるあれこれ。もしかして無線軍事警察消防鉄道アニメ全分野を一つのブログでカバーするのは不可能じゃないかと思い始めてる。コメントや質問などはお気軽にどうぞ。頂けると狂喜乱舞します

大阪市警視庁冬制服

昭和21年制式の冬制服を調達しました。
昭和21年制式冬01
今回の分は単に昭和21年制式というだけでなく、大阪市警視庁型です。
昭和21年の服制は戦後の一番最初の様式で、
なおかつ、今回の分は自治体警察時代の一品なので言わば戦後警察被服としては最初期の分です。

前身頃。
昭和21年制式冬16
この頃はポケットのボタンは梨地でした。

袖章。
昭和21年制式冬02
銀線と黒帯章は巡査部長ですね。

階級章と徽章。
昭和21年制式冬03
階級は巡査部長。
自治体警察時代は各警察で独自の徽章を採用しているパターンが結構ありました。
警視庁の袖章や横浜市警察の胸章などが結構メジャーですね。

襟章。
昭和21年制式冬04

大阪市章の澪標が入ってます。
昭和21年制式冬05
そういえば大阪市章の「澪標」は「身を尽くし」と掛けた言葉だそうですね。

閑話休題。

よく、「警察関係の調べ物はいい資料がない」という様な壁にぶち当たる方がおられると思います。
実際私もそうです。
最初は現行、次に旧制服。
そしてさらにその前。
大抵ネットはこういう時にアテにならないです。
こんな時に私はよく古い事件事故の新聞記事や雑誌記事を当たっていました。
今でも大きな事件になると、「現場を捜索する警察官」などのキャプションとともに新聞紙面を写真が飾ることがありますね。

でもこれでもやはり限界があります。
そもそもの服制が分からなければ見ても分かりませんもの。
基本を抑えるからこそ、発見があります。

ではどうするのか。
思ったより答えは簡単なところにあります。
図書館です。

たいていの図書館には少なくとも一冊は地元の都道府県警察史が置いてあります。
資料が気になるのであれば、そこでコピーを取ることをお勧めします。
私の場合ですと、2、3の県を廻った結果、現地の自治体警察時代の徽章や、戦前期の服制が判明したりと、かなりの収穫がありました。

他にも現地の都道府県におけるけん銃貸与状況などがかなり詳細に載っていたりと、得るものは大きいです。


因みに、旧制服時代に関しては、その昔三才ブックスから出ていた「警察の本」を読み込むのも1つの手です。
昭和21年制式冬17
私はこれを一冊だけ持っていますが、
今となっては中々に興味深い一冊です。

閑話休題終わり

肩章。
昭和21年制式冬07
ボタン留ですが、後の改正では金釦ではなくなりますね。

背面。
昭和21年制式冬08
戦後期の被服の特徴として独特の背面というものがあります。
この様な様式は昭和43年制式が導入される迄形を変え生き残りました。

帯革止めが残ってます。
昭和21年制式冬12

帯革止めは縫付け式のようです。
昭和21年制式冬09

そういえば右後裂に切れ込みが入ってます。
昭和21年制式冬10
一応ボタン留めも出来たようですが、何故右後方に・・・・・・

前開き。
昭和21年制式冬11
縫い方なのですが、
戦後なので余った布地を使ったためにこんなことになったかと思ったのですが、
どうやらこういう縫い方のようです。

そういえば昭和11年の夏服もこんなでしたね。
昭和21年制式冬15

タグ。
昭和21年制式冬13
ほぼほぼ判読不可。
残念。

襟元のタグには2とあったので寸法は2号かと。
昭和21年制式冬14
割と大き目で私でも着用できました。


あとは黒羅紗ズボンが欲しいところ。
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  1. 2016/09/25(日) 13:09:05|
  2. 警察
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