野方工作所

野方幸作が気まぐれで書いてるあれこれ。もしかして無線軍事警察消防鉄道アニメ全分野を一つのブログでカバーするのは不可能じゃないかと思い始めてる。コメントや質問などはお気軽にどうぞ。頂けると狂喜乱舞します

昭和43年式外とう

今回は旧制服の防寒装備、外とうです。
昭和43年式外とう05
字面は外套でもいいんですが、「套」が常用漢字外なので、
警察における品目名は「外とう」です。

現行型でもこの外とうの造りは殆ど変わっておらず、
せいぜい表の警笛ポケットのフラップの向きと、階級章の位置ぐらいしか変更がありません。
昭和43年式外とう04
また生地が合皮で、劣化しやすいので大変気を配ります・・・・・・



購入時に巡査の階級章が付いていました。
昭和43年式外とう02

右襟の分は少々状態が悪いですね。
昭和43年式外とう03


ボタンはドットボタン式。
昭和43年式外とう07
6つボタンですが、右前身頃のドットボタンの数は4つです。
ボタンを付けてもここは無駄なきらいがありますからね。


右前身頃の上部のボタンは普通のボタンです。
昭和43年式外とう08


ボタンのメーカーはドットボタン含め「TOKYO IZUMISANGYO」。
昭和43年式外とう12

昭和43年式外とう11


和歌山ならてっきり「OSAKA NAKAMURA」あたりが納入してると思ったんですが・・・・・・
昭和43年式外とう13



上のボタンまで留めた状態。
昭和43年式外とう09


襟を立てるとこんな感じです。
昭和43年式外とう10
実際には襟を立てることなんてありませんけどね。


寸法は1号。
昭和43年式外とう06




内タグ。
昭和43年式外とう14
都道府県警察名と氏名以外スタンプ・記入がありません。
でも普通、品目や号数ぐらいはあらかじめ印刷されてないか?



内タグの下に洗濯方法が載っていました。
昭和43年式外とう15

昭和43年式外とう16
どうやら中性洗剤を付けた布で拭くといいらしいです。



袖や背面の一部に白い汚れがありました。
昭和43年式外とう17
しかし中性洗剤で擦ってもだめで、どうも劣化により合皮が剥がれているようでした。




側面は左右両方ともダブルジッパーです。
昭和43年式外とう18
左腰は警棒と無線機のスピーカーマイクを、
右腰はけん銃を取り出すためのものです。


上部は掴みやすいように大振りの輪が付いており、また下部は旭日章の入ったジッパーです。
昭和43年式外とう19







それはそうと左腰ポケットから手袋が出てきました。
昭和43年式外とう20
片方のみ。


左手の手袋のみが左腰から出てくるのは少々妙です。

左利きならば何かの拍子に左手の手袋を外すなら、
それは右手で行われるはずで、その後は手袋を右ポケットに突っ込むはずです。
逆に考えても左ポケットに入っているならば右手のものでなければ変です。

まあ、両方とも外してポケットに突っ込んだ後に右手の分だけ落としただけかもしれませんが。




昭和32年式外套と。
昭和43年式外とう21
並べてみるとその差は歴然ですね。
羅紗地から合皮へ。
ボタンはドットボタン式に。
丈は少々切り詰めて機動性を重視。
外とうの上から帯革を巻かなくなったので少々寸胴気味ですね。



ところでこの外とう、一つ気になることがあります。


次の写真はあさま山荘事件での写真です。
昭和43年式外とう22
写真のマル機の方々が着ているのは外とうです。
しかしボタンの数が8つです。

今回の外とうは全てのボタンを留めても合計7つしかありません。
昭和43年式外とう09

あさま山荘事件は昭和47年。
この外とうの採用は昭和43年のはずです。

機動隊モデルは8つある、とか
長野県のような寒冷地ではボタンが8つのものが採用された、
とかそんなところですかね?
スポンサーサイト

web拍手 by FC2
  1. 2013/06/08(土) 23:56:45|
  2. 警察
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
<<旧制服用ネクタイ | ホーム | 昭和43年式旧型雨衣>>

コメント

制服警官用防寒衣いいな 欲しい
  1. 2015/06/30(火) 16:31:13 |
  2. URL |
  3. 名無しさん #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://nogatake.blog.fc2.com/tb.php/110-9e656bff
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)