野方工作所

野方幸作が気まぐれで書いてるあれこれ。もしかして無線軍事警察消防鉄道アニメ全分野を一つのブログでカバーするのは不可能じゃないかと思い始めてる。コメントや質問などはお気軽にどうぞ。頂けると狂喜乱舞します

ソ連軍・野戦ベルト

ソ連軍の下士卒のベルトには作業・野戦・常勤・礼装の四種類がありました。
今回はそのうちの一つ、野戦用ベルトについて。
С野戦ベルト01

外見は茶革にOD色のバックル、という風に見えます。
С野戦ベルト02
しかしベルト部分は実際は、綿生地にビニールコーティングといったところです。


裏面を見てみれば分かりますが綿生地です。
С野戦ベルト03


スタンプ。
С野戦ベルト04
よく読めませんが、多分78年製。
製造所は・・・・・・ミンスクかな?


バックル。
С野戦ベルト05
金属製で、OD色。
ソビエトの国章が打ち出されてます。




他の野戦装備などについてはまた追々。
С野戦ベルト06

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  1. 2013/06/23(日) 14:42:43|
  2. ソ連邦・ロシア軍
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NVA・地上軍兵下士官制服冬ズボン

東ドイツ軍のパレード用上着は以前紹介しましたが、
ズボンについての記事は完全に忘れてました。
というか記事にしたと思い込んでました。
nva下士卒ズボン01
生地は上着と同じ荒いウールです。



前ボタン。
nva下士卒ズボン02



サスペンダー用のD環。
nva下士卒ズボン03


実際にサスペンダーを付けるとこうなります。
nva下士卒ズボン11



ベルトループが付いてますが、サスペンダー式なので多分使う機会はないでしょうね。
nva下士卒ズボン04

物は試しにと兵下士官用ベルトを通してみたらぴったりでしたが。
nva下士卒ズボン05



寸法はg52。
nva下士卒ズボン06


腰にはアジャスターがあり、腰周りの微調整が利きます。
nva下士卒ズボン07



スタンプ。
nva下士卒ズボン08
製造年次はH(84年)。



常勤服と。
nva下士卒ズボン09



続いてパレード服と。
nva下士卒ズボン10


ソ連軍と違い、東ドイツ軍の場合、制服はほぼ常勤とパレードを兼ねてます。

上着は常勤とパレードとがありますが、ズボンの場合はそれぞれに違いがありません。
それどころか、兵下士官の場合ズボンは兵科色などが入っていないため、
地上軍・空軍・国境警備とも共用できます。
経済的ですね。
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  1. 2013/06/18(火) 17:36:44|
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機甲科職務章

ソ連軍の機甲科の職務章が手に入りました。
КЛ01
マスター章という呼称も聞きますね。

珍しいことに元箱付きです。
КЛ02


職務章といえば東ドイツにもありましたね。
КЛ03




上から1級職務章、2級職務章、3級職務章。
КЛ04
一級のものは色合いが異なります。
青い部分がやや明るいです。

ついでに書くと、画像をよく見ていただければお分かりいただけるかと思いますが、
1級のものは薄く、直線的な造りであるのに対し、二、三級のものはやや丸みを帯びています。


実は私はこの職務章の級の持つ意味がよく分かってません。
何級だとどうなのか、というのがさっぱりです。
下士卒だと3級、下級士官は2級、上級士官は1級・・・・・・でいいんでしょうか。


裏面はピン留め。
КЛ05


一級と二、三級のものではピンの形状が異なりますね。
КЛ06
製造年次の差でしょうか。





取り敢えず胸元のさびしい将校用常勤服に付けてみました。
КЛ07
着用したのは2級のもの。

ひとまず、らしくはなりました。
КЛ08
大学卒業章まだ買ってねえ・・・・・・
中尉ぐらいの階級なら、大学卒業章と職務章ぐらいしか付けてません。
それが幸いですねえ・・・・・・
略綬は中尉くらいなら勤続10年章も付かないですね。

・・・・・・でもソ連軍の場合健軍記念章や対独戦勝記念章が10年おきに全将兵に授与されたし・・・・・・


まあ、大学卒業章調達してからですね。
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  1. 2013/06/17(月) 00:03:18|
  2. ソ連邦・ロシア軍
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実物・兵用三式外套・其の二

三式外套は以前も紹介しましたが、
また新たに一着手に入ったので記事にします。
三式外套201


以前の分に比べると、緑が強い生地です。
三式外套202
手前が今回の分、奥が前回の分です。


三式特有の荒い羅紗地です。
三式外套203


ボタンが全て正規のものではありません。
三式外套204
薄くプレスされた金属製のボタンです。
しかし、三式に限っては、非正規のボタンが製造段階で取り付けられていることが多いです。


実際、私が以前所有していた三式軍衣のボタンは形こそ正規のそれに近いものでしたが、木製でしたし、
今所有している三式軍衣のボタンも木製で、形すら省力化されたものです。
三式軍衣203



以前紹介した昭和十八年製の分は、正規のボタンが付いていたりと、
まだ恵まれた固体だったんですねえ・・・・・・
三式外套208


検定印。
三式外套205
大號、昭和十九年製、本廠検定。


襟ホック。
三式外套213
以前の分よりホック部分の露出が多く、留めやすそうです。


剣吊りが残っています。
三式外套206
しかしフチががたがたで、剣吊り自体も造りが甘いです。
勤労奉仕の女学生が縫ったのでしょう。

がたがたなのは何もフチに限った話ではなく、ポケット部分の縫い目も随分不揃いです。
三式外套209


個人的には三式でも昭和18年ごろまではまだ質が一定しているように思います。
が、昭和19年ごろになってくるとどれもこれも造りが甘いように感じます。
本土空襲が本格的になっていった時期ですしねえ・・・・・・。


背面のベンツのボタン。
三式外套210
驚いたことに一つしかありません。
省力化の末、ですね・・・・・・。



襟の風防用ボタン。
三式外套211
これも薄くプレスされた金属ボタンです。


腰のボタンも同様です。
三式外套212



個人的興味で昭和20年製造の三式を見てみたいもんです。
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  1. 2013/06/14(金) 23:33:17|
  2. 日本軍
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ソ連軍・М69兵下士官夏用常勤服

今回は1969年採用の下士兵卒用М69常勤服です。
М69下士卒夏用01
常勤服と銘打ちましたが、このМ69は実のところ野戦服でもあります。
ソ連軍においては、兵下士官の軍服の場合、常勤服が野戦服を兼ねていました。
(ただし将校の場合は常勤と野戦の二種類がある)
では野戦用の迷彩服はなかったのかと思いきや、迷彩服もちゃんとありました。

でも個人的に、迷彩服って空挺ぐらいしか使ってないようなイメージがあるんですよね。
本当はそんなことはないんですが。

まあ、冷戦期のソ連軍は戦争にはあまり表立って参加しておらず、
軍事顧問の派遣や武器支援だけをした(ことになっている)朝鮮戦争やベトナム戦争を除けば、
せいぜい中ソ国境紛争とアフガン戦争ぐらいです。
そのためあまりソ連軍に迷彩というイメージがないんでしょうね。


話が逸れましたが、本題。
前述の通り、М69は野戦と常勤を兼ねています。

野戦の際は、服地と同じ肩章と襟章(デフォルトで縫い付けられてある)にOD色の兵科章を取り付け、
常勤時は色の付いた階級章と襟章、というのが正規です。
М69下士卒夏用03
が、写真を見ていると常勤服に野戦装備引っさげている例をよく見かけます。
他にも野戦ベルトの代わりに常勤ベルトを使ったりしてますし。



細部を見ていきましょう。

まずは上着。
М69下士卒夏用02
夏用なので薄手の綿生地です。

新品未使用のデッドストックでした。

そのためボタンホールもぴっちり閉じており、硬いままです。
М69下士卒夏用04


ポケットは腰に2つ。
М69下士卒夏用05


それと内側に胸ポケット2つです。
М69下士卒夏用06



袖先。
М69下士卒夏用07
М69の将校用野戦服にもこの詰襟型のものがありますが、
兵下士官用の軍服と将校用野戦服を見分けるポイントがこの袖のボタンです。
ボタンのあるものが下士卒のものです。


スタンプ。
М69下士卒夏用08
寸法は52-5とやや大振りです。
製造年次は1976年。
結構初期のものですね。
製造所名はШВЕЙНАЯ ФАБРИКА。
訳すと「スヴィエナヤ被服工場」あたりでしょうか。
スヴィエナヤとは、調べてみたところモスクワの南東約800kmにある都市のようです。


ボタンは75年製でした。
М69下士卒夏用09
黒くて見づらいですが。


襟ホック部分。
М69下士卒夏用10
前から気になってたんですが、
共産圏の軍服は何故襟ホックの雌雄の位置が日本軍のそれとは逆なんでしょうか。


それとも日本のものだけが世界的に見て逆なんでしょうか。
三式軍衣202



留めてみた。
М69下士卒夏用11
新品未使用だけあって硬かったです。




この上着に付ける階級章はどうしようかな。

黒地に空挺襟章の、空挺戦車の乗員をやろうと思ってますし、
実際機甲科の襟章と階級章はあるので、そこらへんから攻めようかしら。
М69下士卒夏用21


合わせてみた。
М69下士卒夏用12



ひとまず空挺襟章を調達しないことには始まらないですね。
個人的には自動車狙撃(歩兵)もやりたいんですが、階級章がないのでどうにも・・・・・・
М69下士卒夏用13
襟章はあるんですけどね。

まあ、どっちみち空挺戦車なら黒地の階級章なので、
後で縫い付けておきますかね。




続いてズボン。
М69下士卒夏用14
乗馬ズボン型です。


ひざに補強のあて布が縫い付けられてます
М69下士卒夏用15


前ボタン。
М69下士卒夏用16
4つボタンで上には金属のホックが付いてます。


スタンプ。
М69下士卒夏用17
寸法は48-3。
製造年次は薄くなってますがたぶん1988年。
製造所名はありません。



両腰に調整用のボタンがあります。
М69下士卒夏用18



側面に少しタックがとってあります。
М69下士卒夏用19



ドイツ軍や日本軍のものと違い、ソ連軍の乗馬ズボンには足掛けが付いてます。
М69下士卒夏用20
こっちの方が手間がかからずに履けますね。




さて、自動車化狙撃か、空挺戦車か。
どっちにせよ襟章か階級章を調達しなくてはなりませんね。
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  1. 2013/06/11(火) 18:43:48|
  2. ソ連邦・ロシア軍
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旧制服用ネクタイ

骨董市での調達品第四弾、合制服用と冬制服用の旧ネクタイです。
旧ネクタイ01


まずは合制服用から。
旧合ネクタイ01
色は紺色。


タグ。
旧合ネクタイ02
毛100パーセント。

メーカーは大阪ネクタイ。
旧合ネクタイ03



続いて冬用ネクタイ。
旧冬ネクタイ01
濃紺色です。


虫食いがちょくちょくあります。
旧冬ネクタイ02
最低でも20年近い時が経ってますからねえ・・・・・・やむなし。


少々造りが甘いです。
旧冬ネクタイ05
合制服用のネクタイはこんなことはなかったのですが・・・・・・
まあ、制服は大量生産に重きをおく必要がありますし、
これは仕方ないですね。



タグ。
旧冬ネクタイ03
合制服用と同じで毛100%。
大阪ネクタイ製。
旧冬ネクタイ04




余談ですが、野方の私物の紺色ネクタイ。
紺ネクタイ01


メーカーは同じく大阪ネクタイ。
紺ネクタイ03


左から紺ネクタイ、合ネクタイ、冬ネクタイ。
旧ネクタイ02
並べてみると、冬用とも合用ともつかない色をしていますね。
以前何かに使えるかなと思い購入しましたが、だめですね。


材質もポリエステルとレーヨンだしなあ・・・・・・。
紺ネクタイ02


取り敢えず次は冬の上着調達しよう。
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  1. 2013/06/09(日) 15:09:26|
  2. 警察
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昭和43年式外とう

今回は旧制服の防寒装備、外とうです。
昭和43年式外とう05
字面は外套でもいいんですが、「套」が常用漢字外なので、
警察における品目名は「外とう」です。

現行型でもこの外とうの造りは殆ど変わっておらず、
せいぜい表の警笛ポケットのフラップの向きと、階級章の位置ぐらいしか変更がありません。
昭和43年式外とう04
また生地が合皮で、劣化しやすいので大変気を配ります・・・・・・



購入時に巡査の階級章が付いていました。
昭和43年式外とう02

右襟の分は少々状態が悪いですね。
昭和43年式外とう03


ボタンはドットボタン式。
昭和43年式外とう07
6つボタンですが、右前身頃のドットボタンの数は4つです。
ボタンを付けてもここは無駄なきらいがありますからね。


右前身頃の上部のボタンは普通のボタンです。
昭和43年式外とう08


ボタンのメーカーはドットボタン含め「TOKYO IZUMISANGYO」。
昭和43年式外とう12

昭和43年式外とう11


和歌山ならてっきり「OSAKA NAKAMURA」あたりが納入してると思ったんですが・・・・・・
昭和43年式外とう13



上のボタンまで留めた状態。
昭和43年式外とう09


襟を立てるとこんな感じです。
昭和43年式外とう10
実際には襟を立てることなんてありませんけどね。


寸法は1号。
昭和43年式外とう06




内タグ。
昭和43年式外とう14
都道府県警察名と氏名以外スタンプ・記入がありません。
でも普通、品目や号数ぐらいはあらかじめ印刷されてないか?



内タグの下に洗濯方法が載っていました。
昭和43年式外とう15

昭和43年式外とう16
どうやら中性洗剤を付けた布で拭くといいらしいです。



袖や背面の一部に白い汚れがありました。
昭和43年式外とう17
しかし中性洗剤で擦ってもだめで、どうも劣化により合皮が剥がれているようでした。




側面は左右両方ともダブルジッパーです。
昭和43年式外とう18
左腰は警棒と無線機のスピーカーマイクを、
右腰はけん銃を取り出すためのものです。


上部は掴みやすいように大振りの輪が付いており、また下部は旭日章の入ったジッパーです。
昭和43年式外とう19







それはそうと左腰ポケットから手袋が出てきました。
昭和43年式外とう20
片方のみ。


左手の手袋のみが左腰から出てくるのは少々妙です。

左利きならば何かの拍子に左手の手袋を外すなら、
それは右手で行われるはずで、その後は手袋を右ポケットに突っ込むはずです。
逆に考えても左ポケットに入っているならば右手のものでなければ変です。

まあ、両方とも外してポケットに突っ込んだ後に右手の分だけ落としただけかもしれませんが。




昭和32年式外套と。
昭和43年式外とう21
並べてみるとその差は歴然ですね。
羅紗地から合皮へ。
ボタンはドットボタン式に。
丈は少々切り詰めて機動性を重視。
外とうの上から帯革を巻かなくなったので少々寸胴気味ですね。



ところでこの外とう、一つ気になることがあります。


次の写真はあさま山荘事件での写真です。
昭和43年式外とう22
写真のマル機の方々が着ているのは外とうです。
しかしボタンの数が8つです。

今回の外とうは全てのボタンを留めても合計7つしかありません。
昭和43年式外とう09

あさま山荘事件は昭和47年。
この外とうの採用は昭和43年のはずです。

機動隊モデルは8つある、とか
長野県のような寒冷地ではボタンが8つのものが採用された、
とかそんなところですかね?
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  1. 2013/06/08(土) 23:56:45|
  2. 警察
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昭和43年式旧型雨衣

今回は旧制服時代の雨衣です。
雨衣05
雨衣とは要するに雨合羽のことです。

骨董市で調達してきました。
骨董市ってすごい。



ニンジン灯と。
雨衣04
雨の日の交通誘導には必須ですね。



まずは上衣から。
雨衣06
胴体部分と袖に反射帯が走ってます。
階級章って雨衣の場合どうしてたんでしょうか。


背面。
雨衣02
当然のことながら、反射材は背面にも走ってます。
現行だとこの反射材の上に「○○県警察」とか書いてあるところもありますね。


通気性の問題か、背面はドットボタンで留められるようになっています。
雨衣31
実際のところこれで涼しくなるのかは分かりません。

ベンツにもドットボタンが付いています。
雨衣03
自転車やカブなどで警らする際のためですかね。

寸法は特号。
雨衣07


タグがありません。
雨衣08
どうにも長い年月を経るうちに紛失したようです。
まあ、縫いつけるタグじゃないしなあ・・・・・・


右前身頃裏に記名がありました。
雨衣09
随分ダイナミックな記名ですね・・・・・・


前合わせはジッパーとドットボタンの二つで留めるようになっています。
雨衣10
雨滴が浸入しないための工夫ですね。


左前身頃の内側ポケットは警笛入れか何かですかね。
雨衣11


このループは腕章用でしょうか。
雨衣12


交通腕章の場合はこんな感じになります。
雨衣13



袖の内側はゴムで絞ってあります。
雨衣14
これも雨滴浸入防止のための工夫ですね。


袖先はボタン留めで、絞ることが出来ます。
雨衣15


フードが付属していました。
雨衣16
このフードは制帽を被ったまま着用できる、大振りな造りです。

しかし、雨衣に比べ色がかなり白く、あまり使用されなかったんじゃあないかと。
雨衣17
因みに雨衣とはドットボタンで接続できます。


頭頂部にもドットボタンが付いていました。
雨衣18
このドットボタンは留めることによって
帽章を見えやすくするねらいがあるんじゃないかな、と思います。


続いて下。
雨衣19
サスペンダー形式です。


タグ。
雨衣20
記入はありません。
旧型ですが、平成に入ってからのものです。
旧制服は平成6年の3月31日まで使われたので、
平成に入ってからは旧制服はわずか5年程度しか生産されていないことになります。


タグへの記入はありませんでしたが、記名はありました。
雨衣30
上衣と同じ人です。
下衣を見てると多分、上衣もタグを使わなかったんじゃないかなと思います。
記名欄を使わずにダイレクトに書き込む人もいるんですね・・・・・・


ポケットのフラップはドットボタン付き。
雨衣22


左右とも隠しポケットです。
雨衣21
むしろ隠しポケットでないと困る。



では実際に着てみましょう。


手元の古い写真によると、警棒含め、装備は下衣の外に出していたようです。
当たり前か。

盛夏服でやってみましょうか。
雨衣23


着てみた。
雨衣25
盛夏服の場合は腰の位置の問題もありますし、
おそらく下衣の上から帯革を巻いて、そして上衣を着ていたんじゃないかと思います。

実際、背面のベルトループも帯革が通りそうですね。
雨衣24
今回は装備を外すのが面倒で通していないですが。



で、1つ疑問なんですが、無線機ってどうしてたんでしょうね?
雨衣27
スピーカマイクを出せそうな場所がないのです。
今度雨の日があったらPMをしっかり観察してみようかな。


ちなみにフードを着用し、ドットボタンを留めた状態。
雨衣26


拡大。
雨衣28
暑い。


続いて、合制服。
雨衣29
下衣のみを着用した状態です。
合制服や冬制服などの上着を着て、その上から帯革を巻くタイプの制服の場合は
こんな状態になります。

上着を着用した状態は盛夏服と変化がないので割愛。


この、制服の上から雨衣を着るこの感じ、どこかで見たなと思ったらアレですよ。
海軍航空隊の一種軍装の上から飛行服着た感じに似てるんですよ。
あれ妙に好きなんです。


ところで雨衣ってなんて読むんですかね?
私は「アマイ」と読んでいますが、
調べたところ「アメイ」や「ウイ」とも読むらしく、
結局のところどれが正しいのか分かりません。


さて、実はこの雨衣にはおまけが付いておりました。

それがこちら。
雨衣32
よく分からないベルトとこれまたよく分からない乗車帽です。


ベルトはバックル部分がさび付いており、不動です。
雨衣34
それどころかなんのベルトかよく分かりません。
一般的なただの作業用ベルトとは思うんですが、如何せん錆のせいでさっぱりです。

本当はいらなかったんですが、
雨衣などをまとめて購入した際に少しまけてもらったので、
「あ、そのベルトはいらないです」などとは言えるはずもなく。

取り敢えず希塩酸とブラシを駆使して錆を落としていこうかな。


で、乗車帽。
雨衣35
この乗車帽はものすごく軽いです。


内張りに発泡スチロールが使ってあるので、作業用安全帽ではないと思います。
雨衣36
おそらく125cc以下の乗車帽かと。


店主は「郵便局員用じゃないか」と仰っておりましたが、
仔細はまったく存じておりません。

しかし、額の部分に丸い跡が残っています。
雨衣37
郵便局員用のヘルメット用帽章は郵便マークを丸で囲んだものだったと思うので、
確かに郵便局員用かもしれません。



で、この乗車帽、相合傘の落書き彫りがあるのです。
雨衣38
名前ははっきり読めませんが、何を乗車帽でいちゃついとるんでしょうか。
独り身の私に喧嘩を売ってるんでしょうか。


脇にあるスタンプには911212とあります。
雨衣39
仮にこれが製造年月日だとしたら、
私は一体、何を20年も前の乗車帽に文句付けてるんでしょう。

まあともかく、元の姿に戻してやれたらな、
などと考えております。
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  1. 2013/06/08(土) 01:18:07|
  2. 警察
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実物・下士卒用昭五式水筒甲型

今回は下士卒用の昭五式水筒甲型(初期型)です。
昭五式水筒甲型01
九四式水筒という名前を聞くこともありますが、ここでは昭五式水筒で呼称を統一します。
また、形式についても伊号、呂号といった呼称もありますが、甲型、乙型で統一します。


いやはや、またも骨董市に行ってきまして。
骨董市の成果はまた書いていきますね。

とはいっても、今回の戦利品は軍事成分が薄いですが。
というかこの水筒ぐらいですね。

取り敢えずその辺はまた次回以降に回すとして、本題。



甲型の特徴は蓋を革紐で固定していることです。
昭五式水筒甲型03
この革紐が経年劣化で切れてしまっています。


水筒本体は随分きれいです。
昭五式水筒甲型06

中も錆などは特に浮いておらず、水を入れて実際に飲んでみましたが、
別段味に変化は見られませんでした。
昭五式水筒甲型07
まあ、進んで使わん方がよいでしょうが。


製造は昭和17年。
大支検定で、大阪アルミニウム製です。
昭五式水筒甲型04
水筒自体は後期型ともとれますが、水筒の形状は変更がありません。
実質、水筒の吊り紐が甲型、乙型を見分けるポイントであるともいえます。


栓。
昭五式水筒甲型05
コルク栓に金属の蓋をかぶせてある形です。
ここも甲型乙型を見分けるポイントであるといえば、そうです。



吊り紐の金属部分は錆だらけです。
昭五式水筒甲型02
磨いてみるか。



最後に甲型と乙型
昭五式水筒甲型08
その内革紐を取り替えてやりましょうかね。
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  1. 2013/06/04(火) 18:06:05|
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ソ連軍・冬用戦車帽

長らく欲しかったものがまた1つ手に入りました。
ソ連軍の戦車搭乗員用の乗車帽です。
ТШ4002
戦車帽と呼ぶか、タンカースヘルメットと呼ぶかはたまた乗車帽か悩むところですが、
今回の記事では「戦車帽」で呼称を統一します。
正式名称はТШ‐4(Танковый шлем-4)。
Танковый шлемとはタンコーヴィイ・シリェム、直訳すると戦車用ヘルメットですね。

大戦中から基本構造は変わってませんが、表面の筋の数が少なかったり、
素材やマイクコネクタの形状が変わっていたりするそうです。
今回のものは確か1964年制定で、現行のロシア軍でも使用されています。



この特徴的な外観は誰が見ても「ソ連軍の戦車帽だ」と答えること間違いなしですね。
ТШ4001



最近はアニメ・ガールズアンドパンツァーでカチューシャが着用していたことで色々と知名度が高いです。
katyu_1.png
よくよく見てみると4本筋の戦後型ですね。



なお、この戦車帽の実際の着用例はアフガン戦争の写真などで確認できます。


この表面にある筋状のものには緩衝材が詰まっており、
狭い車内で頭をぶつけても怪我や失神をしないための仕様です。
ТШ4003


頭部の調節ベルト。
ТШ4004
ここで寸法の微調整ができるようですね。



スタンプ。
ТШ4005
製造は1990年。
「ф Арснал」は、調べてみたところキエフの地名のようです。
製造所名ですかね。

ここの切れ込みはたしか咽喉マイクや車両用ヘッドホンのコードを通すためのものだったかと。
ТШ4006


ここにも寸法調整のベルトがあります。
ТШ4007


この額の部分には3桁の番号が書いてあることもあります。
ТШ4008


耳あて部分。
ТШ4011
この耳あてには車両用ヘッドホンを差し込みます。


内側。
ТШ4009
冬用なので毛が張ってあります。


アゴ紐。
ТШ4010
欠損しています。
尤も、今回はアゴ紐やヘッドホン欠損、内張りの毛のわずかな抜けなどがあったため、
少し安くで手に入ったので文句はありませんが。


最後に着装画像を少々。
ТШ4012
アフガン戦頃の夏用戦車服ですね。
背景の戦車はТ‐80でしょうか。


同じく夏用。
ТШ4013
全員集合状態ですね。
階級章を見る限り将兵入り乱れてます。

冬用の戦車帽の記事で夏用の写真ばかりとはこれいかに・・・・・・


他にも戦車服ではなく、М69と戦車帽をあわせてある戦車搭乗員の写真もあります。
その辺についてはまた次回以降で。
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  1. 2013/06/04(火) 03:31:33|
  2. ソ連邦・ロシア軍
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